• 校長

    校長挨拶

    本校は1899年に諏訪山山麓に落成しました。昨年、建校120周年の記念式典が盛大に執り行われました。一年経った今もあの日の歓声が耳に残り、光景が目に浮かびます。

    2020年、私たちは新型コロナウィルスという未曾有の災害に見舞われました。国家を始め私たちの誰もがそれぞれの試練に立ち向かうこととなりました。苦難の中で皆が勇気を出し、知恵を絞りました。そして今「新たな」世界が始まろうとしており、私たちはもうすでに「新しい光」を見い出しております。

    今日、授業はオンラインへと移行し、クラウド上での教育活動において様々な情報を共有できるようになりました。一方、学校生活においては、めまぐるしい変化に対応出来る人材を育成し、激動の時代にしっかりと地に足を付けなくてはなりません。

    世界が変わる中、学びもまたその形を変えています。海外華僑はいかにしてそれぞれの地に根を生やし、いかにして生き,いかにして発展できるでしょうか。

    2016年校長就任時に、私は漢字16文字の理念を掲げました: “継承同文優良伝統、緊跟時代作育人材”。 前者は志で、後者は使命です。言葉にするには易い16文字ですが、この言葉の信念は揺るぎないものだと確信しております。

    未来への展望として: 進むべき道を見据えひたむきであろう。 知識を吸収し能力を備えよう。 学力と同様に心理的素養も高めよう。 心身の健康を大切にしよう。

    一杯の水を飲むとき、人はその由来を想います。この度のHPのリニューアルに当たり、改めて祖国からいただいたご恩や、卒業生並びに各界の友人からいただいたご協力に感謝いたします。中日両国は未来永劫手をつなぎ合った隣人です。これからも世代を超え友好を深めて行きたいと思います。

    神戸中華同文学校
    校長  張 述洲

  • 理事長

    理事長挨拶

    1899年、本校は華僑子弟の教育を目標として創設されました。創立120年を越える伝統ある学校です。

    私が目標とするのは称賛と寛容に満ち溢れた明るく楽しい学校です。成功した時には皆で心から喜び称賛し、失敗した時には皆で励まし再度の試みを促します。小中一貫の本校では異学年交流を通じて、思いやりや社会性を育みます。この学童期から青年期初期至る重要な発達段階にある子供たちに、各人の個性を尊重し、自立性のある人格形成を促します。また、互いの人格を認め、助け合い、高めあえる能力を育てます。本校は生徒たちが将来、どのような道を進んでも役に立つ、個性的で、柔軟な、自立性のある人格形成を目指します。

    華文教育に於いて、これまで各学年2クラスの小学部で小学1年を3クラスに分割して少人数化し、中国語非ネイティブ学童を対象とした最新華文教育プログラムを使用してネイティブ教師による華文基礎教育を進めてまいりました。その結果、小学校低学年の中国語語彙や表現力が更に向上して活発な会話が出来る様になりました。

    英語教育に関しまして、近年、小学部においてモジュール授業形式で週数コマのネイティブ教師による基礎的な英会話授業を導入致しました。今後、拡充を予定しています。 2019年、本校は創立120周年を迎えました。華僑子弟5世6世が学ぶようになった今日では、卒業生のほとんど全員が日本の高等学校へ進学しています。その為、中等部においては中国語・中国地歴等以外の教科は全て文科省検定教科書を使用して高校進学の準備をしております。結果として近年、難関高等学校へ相当の進学成果をあげています。 本校は引き続き、中・日・英3ケ国語の基礎教育拡充にも努めて参ります。

    むすびに、長年にわたり本校にご支援いただきました華僑社会の皆様、校友生の皆様に心より感謝いたします。並びに、地元兵庫県、神戸市の皆様のご理解とご協力に感謝いたします。

    神戸中華同文学校
    理事長 蔡 旦伯